知られざる中東の美食・レバノン料理大特集
こんにちは!オグです。
レバノン料理について、次の疑問に答えます。
- お店で何を注文すれば良いか分からない
- 自分の口に合わなかったらどうしよう
「レバノン料理は美味しい」と聞いてレストランに来てみたものの、メニューを開いた瞬間、「フムス」「ババガヌーシュ」「タブーレ」……といった聞き慣れない料理名の羅列に、思わずフリーズしてしまった方もいるのではないでしょうか。
どんな味かも想像がつかない料理を注文するのは、誰だって勇気がいるものです。
- 中東の美食と称されるレバノン料理の特徴
- カテゴリー別の代表的なレバノン料理
- まず頼むべき鉄板メニュー
- レバノンの首都ベイルートでオススメの店・カフェ
- 東京で本場レバノン料理を味わえる「ビブロス(浜松町)」
本記事の信頼性:
- 2026年GWにレバノン・ベイルートへ渡航し、本場の料理を食べてきました
- 休日だけで年間365軒以上の東京にある海外グルメを開拓
- 海外グルメの専門家としてTV・ラジオ出演・記事執筆
- 70ヶ国以上に渡航し、現地の料理を開拓
- 東京で食べれる世界100ヶ国の料理をまとめたkindle本を出版しています
初心者でもレバノン料理を迷わず注文でき、そのおいしさを堪能できるようになります
レバノン料理の特徴
- 野菜中心でヘルシー
- 「メゼ」という前菜文化
- 芳香豊かなスパイスと調味料
野菜中心でヘルシー

レバノン料理は野菜や豆類、穀物を多用するのが特徴です。
- 宗教的背景: 人口の一定割合を占めるキリスト教徒が、斎(ものいみ)の期間に肉や魚を避けて野菜料理を食べたことで、野菜料理のバリエーションが発達しました。
- 素材の良さ:砂漠がない肥沃な土地と地中海性気候に恵まれ、新鮮で栄養価の高い野菜が豊富に使われます。
- さっぱりした味付け: オリーブオイル、レモン汁、ハーブ(ミントやパセリ)、ゴマ(タヒーニ)、ヨーグルト、ニンニクをベースにしており、クセが少なく日本人の口にも合いやすい味付けです。
「メゼ」という前菜文化

レバノン料理の食卓に欠かせないのが、「メゼ」と呼ばれる小皿料理(前菜)です。
- 代表的なメニュー:ひよこ豆のペースト「フムス」や焼きナスのペースト「ババガヌーシュ」、ひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」などが有名です。
- 主食との組み合わせ: 「ホブス(ピタパン)」という薄いパンに、これらのペーストをディップしたり具材を巻いたりして食べるのが一般的です。
芳香豊かなスパイスと調味料

シナモンやオールスパイスが好まれますが、香辛料の使用量はそれほど多くなく、素材の味を活かした洗練された味わいです。
また、ザクロのシロップや「ザアタル」というミックススパイスも隠し味として使われます。
なお、レバノン料理の主要な食材はこちら
- ひよこ豆
- ブルグル小麦:パスタと同じ原料のデュラム小麦を挽き割りにしたもの
- タヒニ:ゴマのペースト
- オリーブオイル
- ザクロ糖蜜
- タイム:ハーブ
- ミント:ハーブ
- スマック:酸味のあるスパイス
- シナモン
- オールスパイス:シナモン、ナツメグ、クローブをミックスしたようなもの
- ザータル:タイム、スマック、ゴマなどのミックススパイス
- パセリ
代表的なレバノン料理
- フムス:ひよこ豆ペースト
- ババガヌーシュ:焼きナスのペースト
- ファラフェル:ひよこ豆のコロッケ
- ワラクイナブ:米や挽肉、野菜をブドウの葉で巻いて蒸し煮にした料理
- タブーリサラダ:パセリのサラダ
- シシ・タウーク:マリネした鶏肉の串焼き
- ホブス:円形のパン
- マナーキーシュ:ザータル、チーズ、または肉をのせたフラットブレッド
- クナーファ:チーズと細いフィロ生地を焼き、ローズシロップをかけたデザート
メゼ(前菜)
冷たいメゼ
- フムス:ひよこ豆とタヒニのディップ
- ババガヌーシュ:焼きナスにタヒニ、にんにく、レモンを加えたディップ。スモーキーな風味が魅力。
- ムタッバル:ババガヌーシュに似ているが、よりクリーミーでタヒニが多く、ザクロを添えることも。
- ラブネ:水切りヨーグルトにオリーブオイル、ミント、ザータルを添えたもの
- シャンクリーシュ:発酵チーズのボール


「フムス(ひよこ豆ペースト)」と「ババガヌーシュ(焼きナスのペースト)」は、2大ペーストと呼んでもよいほど有名なメゼです。
後ほど紹介する主食のパン「ホブス(ピタパン)」にディップして食べるのが、一般的なスタイルとなっています。



温かいメゼ
- ファラフェル:ハーブとスパイスで味付けしたひよこ豆のコロッケ
- ワラクイナブ:米や挽肉、野菜をブドウの葉で巻いて蒸し煮にした料理
- サンブーセク:チーズ、ほうれん草、またはスパイス肉を詰めた三角形のパイ
- キッベ:ひき肉とブルグルを混ぜて揚げた料理
- ファティール:ほうれん草、チーズ、肉を詰めた小さな舟形のパイ
- チーズスプリングロール
- バタタ・ハラ:にんにく、コリアンダー、唐辛子で味付けしたスパイシーなローストポテト
- グリルド・ハルーミ:焼いても形が崩れないチーズ(*発祥はキプロス)








サラダ
- タブーリ:パセリ、ブルグル、小麦、トマト、ミント、レモン、オリーブオイルのサラダ
- ファットゥーシュ:野菜サラダにカリカリのピタパンとスマックのドレッシングを加えた一品


メイン料理
- シシ・タウーク:マリネした鶏肉の串焼き
- カフタ(コフタ):ラムまたは牛のひき肉をスパイスで味付けし串焼きにしたもの
- ミックスグリル:ラムチョップ、鶏肉、カフタなどを盛り合わせた一皿
- ラム・シャワルマ:縦型グリルでじっくり焼いた薄切りラム肉。ピタやライスと一緒に提供
- サムケ・ハラ:魚(スケトウダラなど)をトマトやゴマクリーム、スパイスで調理した、レバノン海岸地方の代表的な魚料理


主食
米料理
- ムジャッダラ:レンズ豆と米にキャラメリゼした玉ねぎを加えた素朴な料理
- ハシュウェ:ひき肉、松の実、スパイス入りのライス
- サヤディエ:魚と米をキャラメリゼ玉ねぎとタヒニで調理した沿岸地域の料理

パン
- ホブス(クマージュ):レバノンの食卓に欠かせない、中が空洞になった薄い円形のパン(ピタパン)
- カーク:ハンドバックのような見た目が特徴的な、ストリートブレッド
- マナーキーシュ:ザータル、チーズ、または肉をのせたフラットブレッド
- ファラフェル・ラップ:ファラフェルをピタで包み、タヒニや野菜、ピクルスを加えたもの
- シャワルマ・サンド:ロースト肉を薄いパンで巻いた定番ストリートフード
- ファッテ:揚げたピタパンに、ひよこ豆とヨーグルト、オリーブオイルなどを混ぜた朝食の定番







デザート
- バクラヴァ:フィロ生地にナッツを挟み、蜂蜜やシロップで甘く仕上げた菓子
- クナーファ:チーズと細いフィロ生地を焼き、ローズシロップをかけたデザート
- クナーファサンド:クナーファを特製のパンに挟み、シロップをかけた料理
- マームール:デーツやナッツ入りのクッキー
- リズ・ビル=ハリーブ:オレンジフラワーウォーター風味のライスプディング
- ナムーラ:セモリナ粉を使った甘いケーキ
- マフルーカ:セモリナ粉、バター、砂糖、ピスタチオを混ぜて作るスイーツ
- アラブ菓子










飲み物
- レバノンコーヒー:濃くて粉が沈殿するコーヒー
- ミントティー:砂糖入りの爽やかなハーブティー
- ラバン:ヨーグルトドリンク
- ジャラブ:デーツやブドウ糖蜜、ローズウォーターの甘い飲み物
- アラック:アニス風味の蒸留酒
レバノンはティーよりコーヒー文化です。

レバノン・ベイルートのレストラン&カフェ20選
レストラン
- Abu Shadi Lebanese Pizza Manousheh:ストリートフード・マナーキーシュ専門店
- The Lebanese Bakery:ストリートフード・マナーキーシュ専門店
- Falafel Abou Nabil & Sons:ファラフェル専門店
- Abu Hassan Hummus & Fool:軽食レストラン
- تحت الشجرة Taht El Shajra:レバノン料理レストラン
- T-Marboute:レバノン料理レストラン
- مطعم مندي اليمن:イエメンの炊き込みご飯「マンディ」専門店
- مطعم عراق الخير:イラク料理専門店
- Afran & Patisserie Al Kaboushieh:ベーカリー
- حلويات تاج الملوك:スイーツ店
- حلويات الحريري:クナーファ専門店
- asr Al-Halaweyat:スイーツ店
- Afran Al Qalaaji:菓子・パン屋
- Alhamra Snack:売店
- فرن معتوق:売店
- Al haytham-supermarket:小さなスーパーマーケット
Abu Shadi Lebanese Pizza Manousheh(ストリートフード・マナーキーシュ専門店)

ストリートフード・マナーキーシュ専門店

The Lebanese Bakery(ストリートフード・マナーキーシュ専門店)

ストリートフード・マナーキーシュ専門店


Falafel Abou Nabil & Sons(ファラフェル専門店)

ファラフェル専門店


Abu Hassan Hummus & Fool(軽食レストラン)

軽食レストラン


تحت الشجرة Taht El Shajra(レバノン料理レストラン)

レバノン料理レストラン

T-Marboute(レバノン料理レストラン)

レバノン料理レストラン


مطعم مندي اليمن(イエメンの炊き込みご飯「マンディ」専門店)

イエメンの炊き込みご飯「マンディ」専門店




مطعم عراق الخير(イラク料理専門店)

イラク料理専門店


Afran & Patisserie Al Kaboushieh(ベーカリー)

ベーカリー


حلويات تاج الملوك(スイーツ店)

スイーツ店




テイクアウト専門に見えて、隣のアイスクリーム店で飲食可能です
حلويات الحريري(クナーファ専門店)

クナーファ専門店





asr Al-Halaweyat(スイーツ店)

スイーツ店







Afran Al Qalaaji(菓子・パン屋)

菓子・パン屋

Alhamra Snack(売店)

売店




فرن معتوق(売店)

売店


Al haytham-supermarket(小さなスーパーマーケット)

小さなスーパーマーケット




カフェ
- コーヒーショップ:路面店
- Kalel Coffee Co.:落ち着く大人の雰囲気漂うカフェ
- Cafe YOUNES:テラス席が素敵なカフェ
- Em Sherif Cafe:高級街にあるお洒落なカフェ
コーヒーショップ(路面店)



Kalel Coffee Co.(落ち着く大人の雰囲気漂うカフェ)

落ち着く大人の雰囲気漂うカフェ



Cafe YOUNES(テラス席が素敵なカフェ)

自然の中にいるようなテラス席が魅力のカフェ



Em Sherif Cafe(高級街にあるお洒落なカフェ)

高級街にあるお洒落なカフェ


東京でレバノン料理を食べるなら、ビブロス(浜松町)

大使館で腕を振るったレバノン人シェフが営むレストラン
日本人のみならず、レバノンを始め中東出身の方も数多く通う店です。
前菜からデザートまで幅広い品ぞろえでレバノン料理を体験できます。レバノンから帰国後も、レバノン料理が恋しくて早速行きました。
レバノン以外にもほかの店では味わえない、イラク料理なども食べられますので、ぜひ足を運んでみてください。
詳しくは下記の記事で解説しています。
【まとめ】中東の美食「レバノン料理」を堪能しよう!
初心者でもレバノン料理を迷わず注文でき、そのおいしさを堪能できるようになります
最後にここまでの内容を簡単に振り返りましょう!
レバノン料理の特徴:
- 野菜中心でヘルシー
- 「メゼ」という前菜文化
- 芳香豊かなスパイスと調味料
まず頼むべき鉄板メニュー:
- フムス:ひよこ豆ペースト
- ババガヌーシュ:焼きナスのペースト
- ファラフェル:ひよこ豆のコロッケ
- ワラクイナブ:米や挽肉、野菜をブドウの葉で巻いて蒸し煮にした料理
- タブーリサラダ:パセリのサラダ
- シシ・タウーク:マリネした鶏肉の串焼き
- ホブス:円形のパン
- マナーキーシュ:ザータル、チーズ、または肉をのせたフラットブレッド
- クナーファ:チーズと細いフィロ生地を焼き、ローズシロップをかけたデザート
代表的なレバノン料理:
冷たいメゼ:
- フムス:ひよこ豆とタヒニのディップ
- ババガヌーシュ:焼きナスにタヒニ、にんにく、レモンを加えたディップ。スモーキーな風味が魅力。
- ムタッバル:ババガヌーシュに似ているが、よりクリーミーでタヒニが多く、ザクロを添えることも。
- ラブネ:水切りヨーグルトにオリーブオイル、ミント、ザータルを添えたもの
- シャンクリーシュ:発酵チーズのボール
温かいメゼ:
- ファラフェル:ハーブとスパイスで味付けしたひよこ豆のコロッケ
- ワラクイナブ:米や挽肉、野菜をブドウの葉で巻いて蒸し煮にした料理
- サンブーセク:チーズ、ほうれん草、またはスパイス肉を詰めた三角形のパイ
- キッベ:ひき肉とブルグルを混ぜて揚げた料理
- ファティール:ほうれん草、チーズ、肉を詰めた小さな舟形のパイ
- バタタ・ハラ:にんにく、コリアンダー、唐辛子で味付けしたスパイシーなローストポテト
- グリルド・ハルーミ:焼いても形が崩れないチーズ(*発祥はキプロス)
サラダ:
- タブーリ:パセリ、ブルグル、小麦、トマト、ミント、レモン、オリーブオイルのサラダ
- ファットゥーシュ:野菜サラダにカリカリのピタパンとスマックのドレッシングを加えた一品
メイン料理:
- シシ・タウーク:マリネした鶏肉の串焼き
- カフタ(コフタ):ラムまたは牛のひき肉をスパイスで味付けし串焼きにしたもの
- ミックスグリル:ラムチョップ、鶏肉、カフタなどを盛り合わせた一皿
- ラム・シャワルマ:縦型グリルでじっくり焼いた薄切りラム肉。ピタやライスと一緒に提供
- サムケ・ハラ:魚(スケトウダラなど)をトマトやゴマクリーム、スパイスで調理した、レバノン海岸地方の代表的な魚料理
米料理:
- ムジャッダラ:レンズ豆と米にキャラメリゼした玉ねぎを加えた素朴な料理
- ハシュウェ:ひき肉、松の実、スパイス入りのライス
- サヤディエ:魚と米をキャラメリゼ玉ねぎとタヒニで調理した沿岸地域の料理
パン:
- ホブス(クマージュ):レバノンの食卓に欠かせない、中が空洞になった薄い円形のパン(ピタパン)
- カーク:ハンドバックのような見た目が特徴的な、ストリートブレッド
- マナーキーシュ:ザータル、チーズ、または肉をのせたフラットブレッド
- ファラフェル・ラップ:ファラフェルをピタで包み、タヒニや野菜、ピクルスを加えたもの
- シャワルマ・サンド:ロースト肉を薄いパンで巻いた定番ストリートフード
- ファッテ:揚げたピタパンに、ひよこ豆とヨーグルト、オリーブオイルなどを混ぜた朝食の定番
デザート:
- バクラヴァ:フィロ生地にナッツを挟み、蜂蜜やシロップで甘く仕上げた菓子
- クナーファ:チーズと細いフィロ生地を焼き、ローズシロップをかけたデザート
- クナーファサンド:クナーファを特製のパンに挟み、シロップをかけた料理
- マームール:デーツやナッツ入りのクッキー
- リズ・ビル=ハリーブ:オレンジフラワーウォーター風味のライスプディング
- ナムーラ:セモリナ粉を使った甘いケーキ
- マフルーカ:セモリナ粉、バター、砂糖、ピスタチオを混ぜて作るスイーツ
- アラブ菓子
飲み物:
- レバノンコーヒー:濃くて粉が沈殿するコーヒー
- ミントティー:砂糖入りの爽やかなハーブティー
- ラバン:ヨーグルトドリンク
- ジャラブ:デーツやブドウ糖蜜、ローズウォーターの甘い飲み物
- アラック:アニス風味の蒸留酒
レバノン・ベイルートのオススメレストラン・カフェ
レストラン:
- Abu Shadi Lebanese Pizza Manousheh:ストリートフード・マナーキーシュ専門店
- The Lebanese Bakery:ストリートフード・マナーキーシュ専門店
- Falafel Abou Nabil & Sons:ファラフェル専門店
- Abu Hassan Hummus & Fool:軽食レストラン
- تحت الشجرة Taht El Shajra:レバノン料理レストラン
- T-Marboute:レバノン料理レストラン
- مطعم مندي اليمن:イエメンの炊き込みご飯「マンディ」専門店
- مطعم عراق الخير:イラク料理専門店
- Afran & Patisserie Al Kaboushieh:ベーカリー
- حلويات تاج الملوك:スイーツ店
- حلويات الحريري:クナーファ専門店
- asr Al-Halaweyat:スイーツ店
- Afran Al Qalaaji:菓子・パン屋
- Alhamra Snack:売店
- فرن معتوق:売店
- Al haytham-supermarket:小さなスーパーマーケット
カフェ:
- コーヒーショップ:路面店
- Kalel Coffee Co.:落ち着く大人の雰囲気漂うカフェ
- Cafe YOUNES:テラス席が素敵なカフェ
- Em Sherif Cafe:高級街にあるお洒落なカフェ
東京でレバノン料理を食べたい方は、「ビブロス(浜松町)」に行ってみてください!

いかがでしたでしょうか?レバノン料理を食べてみたいと思っていただけたら幸いです。
この記事を読み終えたあなたは、きっと「もっと色々な国の食文化を知りたい!」という新しい探求心に目覚めているはずです。次は「世界一周」へ飛び出しませんか?
この記事で紹介した料理以外にも、東京では世界のさまざまな料理が味わえます。そんな貴重なグルメを取り上げたのが、私の著書『東京グルメで世界一周 – 世界100ヶ国の料理』です。
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