【東京唯一】ブルガリア料理店「オルフィック バー(雑色)」

こんにちは!オグです。次の疑問に答えます。
- 東京でブルガリア料理を食べられるところあるかな?
- そもそもブルガリア料理ってどんなもの?ヨーグルトしかイメージない
- 代表的な料理を知りたい
- ムサカが有名みたいで気になる
そんな方に向けて、この記事では、
本記事の信頼性:
- ブルガリアに渡航し、本場の料理を食べています
- 休日だけで年間365軒以上の東京にある海外グルメを開拓
- 海外グルメの専門家としてTV・ラジオ出演・記事執筆
- 70ヶ国以上に渡航し、現地の料理を開拓
- 東京で食べれる世界100ヶ国の料理をまとめたkindle本を出版しています
本場の風味を味わうことで、異国情緒と特別感に浸る充実した時間を過ごせます。日常から少し抜け出した、ワクワク感ある食事体験です。
実は、東京には世界各国の本格料理を楽しめる名店がたくさんあります。
この記事ではその中でも「ブルガリア料理」にフォーカスしますが、もし他の国のグルメ旅も楽しみたい方は、Kindle本『東京グルメで世界一周 – 世界100ヵ国の料理』もぜひチェックしてみてください。
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ブルガリアの食文化

ブルガリア料理の特徴
- ヨーグルト、白チーズの文化
- 豊富な野菜を使用
- トルコの影響を受けた食文化
- 主食はパン
- お肉中心
ヨーグルト、白チーズの文化

ご想像の通り、ブルガリアではヨーグルトが有名です。
またチーズも有名で、特に「シレネ」(塩漬け白チーズ)がさまざまな料理に使われます。「ショプスカサラダ」はその代表例です。
豊富な野菜を使用

ブルガリアの北部は豊かな土壌をもつドナウ平原、南部は肥沃な平野(トラキア低地)が広がっています。
その土地を活かした農業が盛んで、さまざまな野菜が収穫できるのです。その野菜を使ったサラダやスープなど、ブルガリアでは日常的に親しまれています。
トルコの影響を受けた食文化

オスマン帝国時代の影響で、トルコとよく似た料理が存在します。
肉団子「キョフテ」や煮込み料理が多い点もトルコと似ていますね。
主食はパン

「バーニッツァ」や「メキッツァ」のようにパンが主食の文化です。
お肉中心

お肉中心の食文化です。「キョフテ」や「カヴァルマ」といった料理が特に有名。この特徴はセルビアやコソボといった、バルカン半島の国々に共通します。
ブルガリアの代表的な料理
- ショプスカサラダ:トマト・きゅうり・玉ネギ・ピーマンに濃厚なシレネチーズを乗せたサラダ
- タラトル:冷製スープ。ヨーグルト・キュウリ・ディル・ニンニク・くるみが主役
- ボブ・チョルバ:乾燥豆・玉ねぎ・トマト・ペパー・スペアミントなどで作る素朴な豆のスープ
- ミシュ・マシュ:トマト・ピーマン・玉ねぎを炒め、最後に卵とシレネチーズを加えたスクランブルエッグ
- バーニッツァ:薄い生地にシレネチーズ・卵・ヨーグルトを層にし、焼いて仕上げるパイ
- キョフテ:肉団子
- カヴァルマ:土鍋で肉・野菜・トマト・ハーブをじっくり煮込む料理
- ムサカ:ジャガイモに肉、上にヨーグルトをかけて焼く料理
- ドルマ:ブドウの葉またはキャベツでライス+肉を包む料理
実際にブルガリア料理を食べてみたい!そんな方のために、都内で本場の味を楽しめる唯一の専門店「オルフィック バー(雑色)」をご紹介します。

ちなみに、ブルガリア以外にも世界100ヵ国のグルメを東京でめぐれるガイド本として、私がまとめたKindle本『東京グルメで世界一周』も好評です。国ごとにオススメの料理とお店を一冊に凝縮しており、次のグルメ探検のヒントにもなりますよ。
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東京唯一のブルガリア料理店「オルフィック バー(雑色)」
オススメのブルガリア料理7選
- チョプスカサラダ
- 魚のスープ
- ケバプチェ:皮なしソーセージのグリル 2本
- ブルガリア風ムサカ:肉やじゃがいものオーブン焼き
- カヴァルマ:豚肉、ネギ、パプリカの煮込み
- バーニッツァ:白いチーズのパイ
- メキッツァ:ブルガリアの揚げパン
チョプスカサラダ

ブルガリアを代表する料理
主にトマト、きゅうり、玉ねぎ、パプリカ、シレネチーズを使って作られます。
大ぶりにカットされた野菜のシャキシャ食感が心地いいです!肥沃な土地で育った野菜は新鮮ですね。
サラダにかかっているのは、ブルガリアの食卓に欠かせない白いチーズ「シレネ」。塩気とコクがあり、新鮮な野菜に旨味を加えてくれます。
ブルガリアの国旗の色(白・緑・赤)と使う食材の色が同じなのも興味深いです。
魚のスープ

通常メニューにはなく、店内の看板に記載された本日の料理です。
ブルガリア=肉のイメージが強かっただけに、魚のスープがあるのは意外でした。
首都ソフィアでは見かけないかもしれません。しかし黒海沿岸や内陸部に行くと、食べられるところがあるそうです。

魚の出汁とディルなどハーブが溶け込んだスープは、優しくホッとする味わいです。お吸い物にどこか似た、一息つける風味。
ほぐれた魚のほろほろ崩れる食感もおいしいです!
ケバプチェ

皮なしソーセージのグリル 2本
お肉をじっくりグリルします。
焼き目がついた表面は香ばしく、中は驚くほどジューシー。肉汁が口の中であふれ、旨味が一気に伝わってきます。これほど肉の旨味が凝縮されているとは!
最初はケバプチェ単体で食べて、そのあとで野菜のピリ辛ペースト「リュテンィツァ」をつけてみてください。パプリカの酸味が肉の旨味を引き立たせます。このペーストはないときもあるみたいで、付いていたらラッキーです!
ブルガリア風ムサカ ハーフ

肉やじゃがいものオーブン焼き
ムサカといえばギリシャが有名です。しかしブルガリアのムサカはギリシャのとはまったく違います。
ギリシャは茄子を使用し、ぺシャメルソースたっぷりの濃厚な風味が特徴です。一方ブルガリアは、じゃがいもを使い、ヨーグルトソースでさっぱりとしています。同じムサカとは思えないほど、優しくまろやかです。
ちなみに、ムサカの起源はアラビアにあると言われています。オスマン帝国時代に、バルカン半島(ブルガリアを含む)へ伝わり、各国の文化と融合して、独自のムサカが生まれmした。
カヴァルマ

豚肉、ネギ、パプリカの煮込み
土鍋でぐつぐつ時間をかけて煮込まれ、肉と野菜から旨味がスープに溶け込んでいます。
ブイヨンのようなコクと、温かくほっこりする味わいです。

野菜はしっとりやわらかい一方、肉は中ぶりで弾力があります。
具沢山で旨味の強いスープもたっぷりなので、1品で満足感が高いです。
バーニッツァ

白いチーズのパイ
バター香る軽やかな生地に、ブルガリアを代表するシレネチーズの濃厚な旨味が包まれています。このリッチな風味の虜になること間違いなしです。

バーニッツァは正月やクリスマスにもよく振る舞われます。「幸運のおまじない」として、小銭や健康・成功の願いを込めた紙を入れる風習もあるとか。
なお、調理時間が20, 30分ほどかかるので、早めに注文しておくといいです。
メキッツァ

ブルガリアの揚げパン
小さなボール状の揚げパンは、ぎゅっと生地の伸びがありながらも、中はふわっと柔らかいのが特徴です。
塩気がありパクパク食べれてしまう、背徳感のあるスナック。ワインのお供にもぴったりです。

食後に「アイリャン(ヨーグルトに塩と水を混ぜた飲み物)」をいただきました。
メニューにはないですが、オーナーとの会話でご提供可能とわかり、即注文。
ブルガリアを含むバルカン半島やトルコ、中央アジアで親しまれているヨーグルトドリンクです。
とろっとした口溶けと、ほのかに感じる塩気。スッキリしていて飲みやすく、飲み出すとゴクゴクいけてしまう、不思議なドリンクです。
ちなみに、「ヨーグルト」という言葉の起源はトルコにあります。
店舗情報詳細
メニュー


雰囲気
内観

レコードやギターなど楽器が飾られた店内。ノスタルジックな雰囲気を感じます。
オーナーはブルガリアに10年以上住んでいらっしゃった方
料理はもちろん、地方の見どころや文化など、カウンター越しにさまざまなお話をしていただきました。
隣国のギリシャやトルコなどとの共通点や違い、昔と今のブルガリアの変化など、興味深い話ばかり。またブルガリアに行きたくなりました!

私はカウンターに座りましたが、2人以上ならテーブル席でブルガリア料理を楽しめます。
外観

入口には看板がありわかりやすいです。

最初は入るのに勇気が入りますね。この雰囲気、ブルガリアで見た荒廃した建物を思い出しました。

お店は左側です。
予約・混雑状況
- 予約必須(予約がないとクローズのため)
- 混雑状況:
- 若者男女4人 19:30ごろ来店
- 男女2人組 21時ごろ来店
基本情報
- 東京都大田区仲六郷2-42-3 TFハウス1F
- 予約可
- 080-7859-7940
- 京急本線「雑色」駅 徒歩1分
- 18:00〜22:00
- 日曜〜水曜 定休
- 現金・カード・電子マネー
- 公式X
なお、八重洲にあったブルガリア料理店「ソフィア」は閉店しております。ググると出てくるので、ご注意ください。
【まとめ】ブルガリア料理を東京で満喫しよう!

本場の風味を味わうことで、異国情緒と特別感に浸る充実した時間を過ごせます。日常から少し抜け出した、ワクワク感ある食事体験です。
ブルガリア料理の特徴:
- ヨーグルト、白チーズの文化
- 豊富な野菜を使用
- トルコの影響を受けた食文化
- 主食はパン
- お肉中心
ブルガリアの代表的な料理:
- ショプスカサラダ:トマト・きゅうり・玉ネギ・ピーマンに濃厚なシレネチーズを乗せたサラダ
- タラトル:冷製スープ。ヨーグルト・キュウリ・ディル・ニンニク・くるみが主役
- ボブ・チョルバ:乾燥豆・玉ねぎ・トマト・ペパー・スペアミントなどで作る素朴な豆のスープ
- ミシュ・マシュ:トマト・ピーマン・玉ねぎを炒め、最後に卵とシレネチーズを加えたスクランブルエッグ
- バーニッツァ:薄い生地にシレネチーズ・卵・ヨーグルトを層にし、焼いて仕上げるパイ
- キョフテ:肉団子
- カヴァルマ:土鍋で肉・野菜・トマト・ハーブをじっくり煮込む料理
- ムサカ:ジャガイモに肉、上にヨーグルトをかけて焼く料理
- ドルマ:ブドウの葉またはキャベツでライス+肉を包む料理
東京唯一のブルガリア料理店「オルフィック バー(雑色)」
- チョプスカサラダ
- 魚のスープ
- ケバプチェ:皮なしソーセージのグリル 2本(1番オススメ)
- ブルガリア風ムサカ:肉やじゃがいものオーブン焼き
- カヴァルマ:豚肉、ネギ、パプリカの煮込み
- バーニッツァ:白いチーズのパイ
- メキッツァ:ブルガリアの揚げパン
*予約必須です。予約がないとクローズするため
八重洲にあったブルガリア料理店「ソフィア」は閉店しております。

ブルガリア料理の奥深さを知ったら、次はぜひ実際に味わってみましょう。
そして、もしこのような“世界グルメを東京で楽しむ旅”に興味が湧いた方は、私のKindle本『東京グルメで世界一周』も読んでみてください。ブルガリア以外にも100ヵ国の料理とオススメの店をまとめた、まさに“食で旅する一冊”です。
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