Wiseは海外旅行で本当に得?手数料と注意点を徹底解説
こんにちは!オグです。
Wise(ワイズ)について、次の疑問に答えます。
- 「海外旅行でWiseはいい」って聞くけど、本当にお得なの?
- どうやって使うのだろう
調べたけど、ミドルマーケットレートとか海外事務手数料(隠れ手数料)とか、難しい言葉が使われていてよくわからないですよね。
私も初めてwiseを使うときは、「日本で何をしていけばいいのだろう」、「本当にお店で支払できるのかな」と、不安ばかりでした。
- 知らぬ間に払っている費用
- 海外での支払い時にかかる「為替レート」と「上乗せ手数料」
- 「Wise」と「クレジットカード」の使い分け
- 「Wise」と「クレジットカード」の費用比較(買い物・ATMでの現金引き出し)
- Wiseのデメリットと使えない場面、それを補うカード
- Wiseの安全性
- 旅行の3週間前からの準備スケジュール
- 他社比較|Revolut・ソニー銀行
- よくある質問
本記事の信頼性:
- 世界70ヶ国以上に渡航し、WiseでショッピングやATMで現金(現地通貨)の引き出しを行っています
- 旅行メディアで5年以上にわたり記事を執筆しています
- 海外旅行(特にヨーロッパ)の専門家として取材を受けました
- Wiseの仕組みやどれだけお得になるのか理解でき、安心してWise(アカウントやカート)を作れるでしょう
- 海外旅行で節約ができ、浮いたお金を現地で楽しむ費用や今後の海外旅行に使えます
その出費、実は「見えない手数料」で1割損しているかもしれません

海外旅行で食費やお土産に3万を使い、宿泊費で5万円かかり、ATMで2万円分の現地通貨を下ろす。合計10万円。
このとき、あなたが実際に払っているのは10万円ではありません。
カードの種類によっては10万4,000円近く払っていることもあります。差額の4,000円は、レストランにもお店にも渡っていません。
厄介なのは、この差額が明細書に「手数料」として出てこないことです。
円換算された金額がただ並んでいるだけなので、損に気づけない。「海外はなんか高くつくな」で終わってしまう。
この記事では、まずその差額がどこで発生しているのかを図解で整理します。仕組みさえ分かれば、あとは対策は簡単です。
そのうえで、対策の中心になるWise(ワイズ)というサービスを、良い点も悪い点も包み隠さず解説します。
【全体像】そもそも海外で払うとき、何にお金を取られているのか
ここが1番大事なので、数字の比較の前に全体像を押さえてください。
- 費用は「為替レート」と「上乗せ手数料」の2階建て
- クレカも実は両替している。ただ見えないだけ
- お金を使う場面は「決済」と「ATM出金」の2つに分かれる
費用は「為替レート」と「上乗せ手数料」の2階建て
海外でカードを使うときの費用は、次の2つに分かれます。
- 1階:どの為替レートで円に換算されるか
- 2階:そのうえに何%上乗せされるか
1階:どの為替レートで円に換算されるか

「1ドル=150円」といっても、そのレートは1つではありません。
ニュースやGoogleで表示されるレート(ミッドマーケットレートと呼びます)を基準に、各社が独自のレートを設定しています。
銀行の窓口で両替すると1ドル=155円になったりするのは、この段階ですでに上乗せされているからです。
2階:そのうえに何%上乗せされるか

クレジットカードの場合、1階で換算したあとに「海外事務手数料」という名前で数%が乗ります。これが明細では見えにくい部分です。
つまり、多くの人は「為替レートで一度、手数料でもう一度」の合計2回、費用を払っています。
「為替レートは仕方ないもの」と思っている方が多いのですが、実はここも選べます。
クレカも実は両替している。ただ見えないだけ
ここがもっとも誤解されるポイントです。
「Wiseは両替手数料がかかる」と聞くと、「両替手数料がかからないクレジットカードのほうが安いのでは?」と感じませんか。私も最初そう思いました。
でも違います。クレジットカードも、決済のたびに裏側で必ず両替をしています。
ただ、その処理が自動で行われ、後日まとめて日本円で請求されるため、「両替した」という自覚がもてないだけなんです。
| 両替のタイミング | 両替の見え方 | 費用 | |
| クレジットカード | 決済のたびに自動 | 見えない (円で請求されるだけ) | 本当の値段に上乗せ +事務手数料 |
| Wise(ワイズ) | 自分で好きなときに、 または決済時 | 見える (アプリに金額が出る) | 本当の値段 +両替手数料 |
Wiseの「両替手数料」は、クレジットカードで言えば「事務手数料」に相当するもの。
同じ性質の費用が、片方は隠れていて、片方は見えているだけです。
そして見えているWiseのほうが安くなっています。
お金を使う場面は「決済」と「ATM出金」の2つに分かれる

海外旅行でお金を使う場面は、突き詰めると2つしかありません。
そして、この2つは乗ってくる費用が違います。
| ①為替レート | ②上乗せ手数料 | ③第三者手数料 | |
| 買い物・食事の決済 | かかる | かかる | なし |
| ATMでの現金引き出し | かかる | かかる | あることが多い |
③の第三者手数料とは、ATMを管理している現地の銀行が独自に取る手数料のことです。
カード会社やWiseとはまったく別の会社が取るお金なので、「Wiseは無料枠内なのに手数料を取られた」という現象が起きます。
これは不具合でも騙しでもなく、ATM出金にだけ存在する3階部分だと理解してください。
この整理ができれば、あとは簡単です。
「決済のとき」と「ATMのとき」で分けて、どれが安いかを見ていきましょう。
【結論】支払いはWise、海外旅行保険と保証金はクレジットカード

Wiseとクレジットカード、現金を場面によって使い分けるのがよいでしょう。
Wise1枚で全部まかなおうとすると、どこかで損をします。
| 用途 | 使うもの | 理由 |
| 食事・買い物・交通などの日常決済 | Wise | 上乗せコストが圧倒的に安い |
| ATMでの現金引き出し | Wise | 月25,000円まで無料枠あり |
| ホテル・レンタカーの保証金 (デポジット) | クレジットカード | Wiseは残高がロックされてしまう |
| 海外旅行保険 | クレジットカード | Wiseには一切付帯しない |
| カードが使えないとき | 少額の現金 | 万が一の備えとして1~2万円分 |
そして、「クレジットカード」として具体的に何をもつか。
年会費無料で海外旅行保険が付くエポスカードが有力な選択肢になります(詳しくは後述しますが、決済には使わず、保険と保証金専用という使い方が前提です)。
まずはWiseの無料アカウントを作っておきましょう。Wiseデビットカードの到着に1週間ほどかかるので、早めが安心です。
【場面①】買い物・食事・交通の決済で比べる

まず、旅行中の支出の大半を占める「決済」から。
クレジットカードの上乗せ手数料は、この2年で一気に上がりました。
かつて2.20%前後が標準だった上乗せ手数料を、2024年後半から2025年にかけて各社が一斉に引き上げたのです。
- 三井住友カード:2.20% → 3.63%
- 楽天カード:2.20% → 3.63%
- エポスカード:2.20% → 3.85%
決済10万円あたりの比較
| 支払い手段 | 上乗せ費用の目安 | 10万円あたりの |
| 三菱UFJカード(2026年11月~) | 4.50% | 約4,500円 |
| エポスカード・PayPayカード等 | 3.85% | 約3,850円 |
| 三井住友カード・楽天カード等 | 3.63% | 約3,630円 |
| JCBカードW・イオンカード | 1.60% | 約1,600円 |
| Wise | 0.4~0.7%程度 | 約400~700円 |
Wiseの両替手数料は公式に「0.73%から」と案内されており(通貨・金額・タイミングで変動)、米ドルなど主要通貨では実測で0.4〜0.7%程度に収まっています。ここでは保守的にその範囲で記載しています。
10万円の決済で、一般的なクレカとWiseの差はおよそ3,000円。30万円使えば1万円近い差になります。
しかもこれは「レート」の差を考慮する前の話で、実際には本当の値段(ミドルマーケットレート)で両替できるWiseはさらに有利です。
【場面②】ATMで現金を引き出す場合で比べる

次に現金です。ここは3階建てになるので、少し丁寧に見ます。
Wiseの海外ATM出金ルール(2026年5月改定後)
- 月25,000円相当まで無料(回数制限なし)
- 超過分:100円+超過額の1.75%
2026年4月30日までは「月30,000円・無料は月2回まで」でしたが、5月1日から上記に変更されました。
上限額は下がった一方で回数制限がなくなったため、少額をこまめに下ろすスタイルの人にはむしろ使いやすくなっています。
ATM出金の手数料構造
| 為替レート | サービス側手数料 | ATM運営会社の手数料 | |
| Wise | 実際の値段 | 月25,000円まで無料/超過100円+1.75% | 別途かかる場合あり |
| クレカ 海外キャッシング | レートに上乗せ | 利息(年15~18%程度、繰上返済で圧縮可) | 別途かかる場合あり |
| 空港・現地の両替所 | レートに大きく上乗せ | 実質数%~ | なし |
注意すべきは3列目です。
Wiseの無料枠内であっても、ATM設置元が独自に課金することがあります。
たとえば韓国では多くのATMで一律3,600ウォン前後、一方台湾や香港では、無料のATMも存在します。
画面に「This ATM operator may charge a fee of ○○」と出たら、そこで金額を確認できます。
納得できなければキャンセルして別のATMを探す。これだけで数百円は変わります。
なお、クレジットカードでATMから現金を引き出すのは「金利がかかるから損」と思われがちです。
ですが、帰国後すぐに繰上返済すれば利息は数日分で済むため、両替所よりは安くなるケースが多いです。
ただし為替の上乗せ分と繰上返済手続きの手間を考えると、旅行者にはWiseのほうがよいでしょう。
正直に言います。Wiseのデメリットと使えない場面
ここまで読むと「Wise一択では」と思われるかもしれませんが、Wiseには明確な弱点があります。
メリットだけでなく、デメリット+対応策も押さえておきましょう。
- ホテル・レンタカーの保証金(デポジット)に弱い
- 海外旅行保険が一切付かない
- ポイント還元がない / クレジット機能がない
- 口座が制限・凍結されることがある
- DCC(円建て決済)を選ぶと台無しになる
ホテル・レンタカーの保証金(デポジット)に弱い

ホテルのチェックインやレンタカーの貸出時には、保証金として一定額のお金がかかります。
クレジットカードなら「枠を押さえるだけ」で済みますが、Wiseはデビットカードなので、その金額分の残高がロックされます。
つまり、Wiseに5万円分チャージしていても、ホテルで3万円分ロックされたら、使えるお金は2万円になってしまう。返金までに数日〜2週間かかることも。
そもそもデビットカードでの保証金を受け付けないホテル・レンタカー会社も存在します。
海外旅行保険が一切付かない

これが最大の弱点です。クレジットカードに付いてくる海外旅行保険が、Wiseには一切ありません。
海外の医療費は日本の感覚とはかけ離れています。
アメリカで盲腸の手術をすると300万円を超えることも珍しくありません。無保険での渡航は現実的なリスクです。
ポイント還元がない / クレジット機能がない
決済してもポイントは貯まりません。また、残高がなければ決済は通りません(後払いができない)。
口座が制限・凍結されることがある
規約違反や不審な取引を検知すると、アカウントが制限されることがあります。
- 個人アカウントでビジネス目的の取引をした → 凍結
- 収入と送金額が釣り合わない → 説明を求められた
- 暗号資産取引所への入出金など、利用規約で禁止された用途
- 機種変更などで別デバイスからログイン → セキュリティ上カードが一時凍結(本人確認で解除可)
旅行用途で普通に使う範囲では、これらはほぼ起きません。
ただし「絶対に凍結しない」とは言えないため、Wiseだけを持って渡航するのは避け、別のカードを併用してください。
DCC(円決済)を選ぶと台無しになる
海外の店舗やATMで「日本円で払いますか?(Pay in JPY)」と聞かれることがあります。
これはDCC(円決済)という仕組みで、店舗側が独自の割高なレートで換算するものです。
必ず「現地通貨(Pay in local currency)」を選んでください。 ここで円決済を選ぶと、Wiseの安さは消えます。
Wiseの穴を埋める1枚は「エポスカード」

上記のデメリット①②③は、クレジットカードを1枚持っていくだけで解決します。
ただし、どのカードでもいいわけではありません。条件は3つ。
- 年会費が無料(旅行のためだけに持つので、維持費ゼロが望ましい)
- 海外旅行保険が付く(Wiseにない機能を補うのが目的)
- 発行が早い(旅行までに間に合う)
この3つを満たす代表格がエポスカードです。
なぜエポスカードなのか
- 年会費・入会金が永年無料。保険のためだけに持っていても維持コストがゼロ
- 海外旅行傷害保険が付帯し、傷害死亡・後遺障害は最高3,000万円(2023年10月の改定で500万円から大幅増額)。疾病治療費用270万円、傷害治療費用200万円、賠償責任3,000万円、救援者費用100万円、携行品損害20万円(一般カードの場合/2026年9月時点)。年会費無料のカードとしては手厚い水準です。
- マルイ店舗などで即日受け取りが可能なため、出発直前でも間に合いやすい。
ただし、エポスカードを持っているだけでは海外旅行保険は適用されません。
エポスカードの海外旅行保険は、2023年10月1日以降に出発する旅行から「利用付帯」に変わりました。
つまり、旅行代金(ツアー代金、航空券、または空港へ向かう電車・バス・タクシーなどの移動費)を、出発前にエポスカードで支払う必要があります。
これを忘れると、カードを持っていても保険は一切適用されません。
対象はVisa付きのエポスカードとエポスゴールドカード(エポスプラチナカードのみ自動付帯のまま)。
補償対象は原則本人のみで、家族は対象外です。
実務的には、「空港までの電車代をエポスカードで払う」だけで条件を満たせます。
これなら数百円の決済で済むので、忘れないよう出発当日の朝にやってしまうのが確実です。
エポスカードで海外決済はしないでください!
正直にお伝えします。エポスカードの海外事務手数料は3.85%で、この記事で「高い側」に分類したカードです(2025年7月改定)。
ポイント還元0.5%を差し引いても実質3.35%の負担になります。
ですので、エポスカードの役割はあくまで、次の3つに限定してください。
- 出発前に、日本国内で旅行代金を決済する(円建てなので海外事務手数料はかかりません)
- ホテル・レンタカーの保証金として提示する(実際に決済されなければ手数料は発生しません)
- 万一のときの海外旅行保険
現地での買い物や食事の支払いはWise。
この役割分担さえ守れば、「保険はほぼ無料で確保しつつ、決済に伴う費用は最小」という状態が作れます。
なお、海外旅行保険の必要額は渡航先や旅行内容によって変わります。
医療費が高額な国へ行く場合や長期滞在の場合は、カード付帯保険だけでは不足する可能性があるため、別途保険への加入も検討してください。
補償内容・条件は改定されることがあるため、申込前に必ずエポスカード公式サイトで最新の内容をご確認くださいね。
Wiseの安全性|「危ない」の真相

「聞いたことのない会社にお金を預けて大丈夫か」という不安にお答えします。
- 登録された事業者です:ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は第一種・第二種資金移動業者として登録(登録番号:関東財務局長 第00040号)。2023年3月に金融庁から第一種資金移動業者の認可を取得しています。グループ本社のWise Payments Limitedは英国FCA認可の電子マネー機関で、ロンドン証券取引所に上場しています。
- 資産は分別管理されています。 日本の利用者の資金は、毎営業日100%相当額が、Wiseの事業資金とは分けて保全されます。万一Wiseが破綻しても資金は保護される仕組みです。
- ただし預金保険の対象ではありません。 Wiseは銀行ではなく資金移動業者です。銀行預金のように一定金額+利息が戻る仕組みの対象外で、利息も付きません。「銀行預金とまったく同じ」ではない、という点は正直にお伝えします。
- 日本居住者の保有上限は原則100万円相当です
- セキュリティ面はむしろ強力です:アプリでカードを凍結・解除でき、利用のたびにリアルタイム通知が届きます。使わない期間は凍結しておけば、カード番号が漏れても決済されません。
準備スケジュール|旅行の3週間前から動く

先に用意しておくもの
Wiseの登録は15分ほどで終わりますが、手元に下記がないと途中で止まります。
- マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証などの本人確認書類)
- スマホ(本人確認は顔写真の撮影で行います)
- チャージ用の銀行口座
日本にお住まいの方はマイナンバーの提出が法令上必要です。マイナンバーカードが1枚あれば追加書類は不要なので、これが1番スムーズです。
やることは、たったこれだけです
| 時期 | やること | 所要時間 |
| 3週間前 | アカウント開設・本人確認・カードの申込みまで一気に(審査は最短当日~2~3営業日、物理カードは最短1週間程度で到着) | 15分 |
| 1週間前 | 銀行振込でチャージし、現地通貨に両替しておく | 6分 |
| 出発前日~当日 | 保険を有効にするための決済を済ませる(後述) | 3分 |
| 現地 | 決済とATMはWise。「現地通貨建て」を必ず選ぶ | ― |
今日の15分で、あとは待つだけです。
アカウント作成の流れの中でそのままカードも申し込めるので、日を分ける必要はありません。
カード発行手数料は1,200円、年会費や維持費はかかりません。
出発前に、現地通貨への両替まで済ませておきましょう

Wiseは円のまま持っていても、決済時に自動で両替してくれます。ただ、出発前に現地通貨へ替えておくほうが安心です。
理由は次の3つ
- 金額が事前に確定する:たとえば1万円が何ドルになるのかを出発前に把握できるので、現地での予算感がつかめます
- その時点のレートで固定できる:旅行直前に急な円安が来ても影響を受けません
- 操作に慣れておける:現地で初めて操作するより、日本で一度やっておくほうが確実です
やり方は簡単で、アプリで通貨を選んで金額を入れるだけ。
手数料が事前に数字で表示されるので、納得してから確定できます。1分もかかりません。
迷ったら、旅行予算の半分だけ先に両替しておくのがオススメです。
残りは円のまま置いておけば、現地で足りなくなったときにその場で追加両替できます。
なお、カードの到着を待つ必要はないので、アカウントを作った日にチャージと両替まで済ませてしまっても構いません。
日本円のチャージにクレジットカードは使えません。
銀行振込(ネットバンキング可)であればWise側の手数料は無料で、これが最安です。
スマホ決済の対応状況:
- Apple Payは2026年5月から日本発行のWiseカード(Mastercard)が対応
- Google Payは2026年時点で日本発行カードは非対応なので、Androidの方は物理カードのタッチ決済を使います。
【忘れずに】出発当日、海外旅行保険を有効にする決済を

Wiseの準備が終わったら、最後にもう1つだけ。
前述のとおり、エポスカードの海外旅行保険は「利用付帯」です。
持っているだけでは補償されず、旅行代金をエポスカードで支払って初めて保険が有効になります。
条件を満たす支払いには、ツアー代金や航空券のほか、空港へ向かう電車・バス・タクシー代も含まれます。
数百円の決済で済むので、出発当日の朝に空港までの交通費をエポスカードで払うのが1番確実です。
これを忘れると、いざというときに保険が下りません。カレンダーにメモしておくことをオススメします。
まだお持ちでない方は、Wiseの申込みが済んでから、あらためて検討してみてください。
年会費は永年無料で、マルイ店舗なら即日受け取りにも対応しています。
他社比較|Revolut・ソニー銀行とどう違う?
| サービス | 決済時の上乗せ | ATM無料枠 | 特徴・注意点 |
| Wise | 両替手数料0.73%~ (実効0.4~0.7%程度) | 月25,000円まで無料 超過100円+1.75% | 40通貨以上を保有可 透明性が高い |
| Revolut (スタンダードプラン) | 海外事務手数料0%。 為替の無料枠は月30万円(超過0.5%)、 為替市場の時間外は1%の時間外手数料 | 月25,000円まで無料 超過2% | 週末・時間外の手数料に癖がある |
| ソニー銀行 Sony Bank WALLET | 対象10通貨の外貨預金から支払えば原則無料 (対象外は1.79%) | Club Sのステージに応じ月最大5回無料 | 外貨預金を自分で管理したい人向け |
| エポスカード | 3.85% | ― | 決済用ではなく保険・保証金用として持つ |
旅行メインならWiseかRevolut、外貨運用も考えるならソニー銀行、という住み分けです。
いずれを選んでも、保険とデポジット用のクレジットカードは別途必要という点は変わりません。
よくある質問

結局、Wiseとクレジットカードのどちらが安いの?
決済に関してはWiseが安いです。
一般的なクレカの海外事務手数料が3.63〜3.85%なのに対し、Wiseの両替手数料は実効0.4〜0.7%程度。
10万円の決済でおよそ3,000円の差が出ます。
ただし保険や保証金はクレカの役割なので、両方持つのが最適です。
Wiseは「両替手数料がかかる」から損では?
クレジットカードも裏側で必ず両替をしており、その費用が「上乗せ手数料(海外事務手数料)」として請求されています。
Wiseは同じ性質のコストが見える形で表示されているだけで、金額としてはWiseのほうが安く済みます。
ATMで無料枠内なのに手数料を取られたのはなぜ?
ATMを設置している現地の銀行などが独自に取る「第三者手数料」です。
Wiseとは別の会社が取るお金なので、無料枠とは関係なく発生します。
画面に表示されるので、金額を確認して納得できなければキャンセルできます。
エポスカードは持っているだけで海外旅行保険が適用される?
適用されません。
2023年10月1日以降に出発する旅行からは利用付帯になり、旅行代金(航空券・ツアー代金・空港までの交通費など)をエポスカードで支払うことが条件です。
空港までの電車代の決済でも条件を満たせます。
エポスカードで現地の買い物をしてもいい?
オススメしません。エポスカードの上乗せ手数料は3.85%と高めです。
現地決済はWise、エポスは保険と保証金専用、と役割を分けるのが得策です。
Wiseは危なくない?
安全な会社と言えるでしょう。
資金移動業者として登録され(関東財務局長 第00040号)、利用者の資金は100%分けて管理されています。
ただし銀行ではないため預金保険の対象外で、利息も付きません。
カードはいつ届く?旅行に間に合う?
Wiseの本人確認は最短当日〜2〜3営業日、物理カードは申し込みから最短1週間程度。
デジタルカードは発行後すぐApple Payで使えます。
エポスカードはマルイ店舗での即日受け取りに対応しています。余裕をみて3週間前から準備しましょう。
Wise1枚だけで旅行できる?
技術的には可能ですが推奨しません。
海外旅行保険がなく、ホテル・レンタカーの保証金にも弱く、万一凍結された場合の代替手段がなくなるためです。
【まとめ】Wiseを使って、お得に海外旅行しましょう!

- Wiseの仕組みやどれだけお得になるのか理解でき、安心してWise(アカウントやカート)を作れるでしょう
- 海外旅行で節約ができ、浮いたお金を現地で楽しむ費用や今後の海外旅行に使えます
海外でのコストは「為替レート」と「上乗せ手数料」の2階建てで、ATM出金にはさらに「ATM運営会社の手数料」が加わります。
この構造を知らないまま普段のクレカを使うと、10万円あたり3,000〜4,000円が見えないまま消えていきます。
対策はシンプルです。
- 決済とATM出金はWise:上乗せコストを0.5%前後に圧縮できる
- 保険と保証金はエポスカード:年会費無料で最高3,000万円の保険を確保(旅行代金の決済が条件)
- 少額の現金:カードが使えない場面の予備
この3点セットをそろえるのに、かかる費用はWiseのカード発行手数料1,200円だけです。
次の旅行から、消えていたお金を手元に残しましょう。


