待望の復活!ロシア・ジョージア料理店・アンナズキッチン(半蔵門)
こんにちは!オグです。次の疑問に答えます。
- 「アンナズキッチン」に久しぶりに行こうとしたら、目黒のお店が閉店していた
- 検索しても目黒の記事ばかりで、今どこで営業しているのかわからない
目黒駅のそばで愛されてきたロシア・ウズベキスタン・ジョージア料理店「アンナズキッチン」は、ビルの建て替えにともない目黒店を閉店し、2026年10月現在、半蔵門に移転して営業しています。
ネット上には移転前の情報がまだ多く残っているため、目黒に足を運んでしまったり、閉店したと思い込んでしまったりした方も少なくないはずです。
目黒の店舗で食べた味が忘れられない方にとっては、なおさら気になりますよね。
- アンナズキッチン半蔵門店の店舗詳細(予約や雰囲気、混雑状況も含みます)
- 目黒時代からの変更点
- おすすめのメニュー
- 2026年11月から開始を予定している予約限定メニュー
本記事の信頼性:
- ロシアやジョージアなどアンナズキッチンで提供される料理の国に何度も渡航し、本場の料理を食べています
- 休日だけで年間365軒以上の東京にある海外グルメを開拓
- 海外グルメの専門家としてTV・ラジオ出演・記事執筆
- 70ヶ国以上に渡航し、現地の料理を開拓
- 東京で食べれる世界100ヶ国の料理をまとめたkindle本を出版しています
迷わず半蔵門のお店にたどり着き、あの懐かしい家庭料理とコーカサスワインを、また気軽に楽しめるようになっているはずです
この記事の内容は、ラジオ(ポッドキャスト)でも配信しています。
通勤中や家事をしながらでも、耳だけでロシア・ジョージア料理の世界を知ることができますよ。文字を追う時間がない方は、こちらからどうぞ。
アンナズキッチン(半蔵門)店舗詳細

メニュー
ランチ

土日祝は11時30分から通し営業でディナーのアラカルトメニューも注文可能です。
ただし早く提供できるのは、ランチメニューですのでその点はご留意ください。
ディナー
参考までに目黒時代のメニューを載せます。
ウズベキスタン料理が通常メニューからなくなった以外、半蔵門に移転してもアラカルトメニューに極端な変更はありません。



*メニューの内容や価格は変更される場合がございます。来店時には最新情報をご確認ください。
雰囲気
内観

20席(個室なし)とこじまりした雰囲気

小さなオープンキッチンでロシア出身のシェフが手際よく料理を作り、カウンターに出てくる様子が見られます。
料理がカウンターに並び、香ばしい匂いが香ってくると、「まだかな、まだかな」と胸が高鳴ります。
外観

予約・お問い合わせ
混雑状況
ほぼ満席
客層:日本人9割・海外の方1割、若い方からご高齢の方までさまざま
*2026年10月土曜日12時ごろ訪問
店舗基本情報
アンナズキッチン(Anna’s Kitchen)
- 東京都千代田区一番町15-1 一番町ファーストビル 1F
- 03-4400-4755
- 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅 5番出口 徒歩1分
- 平日:ランチ 11:30〜15:30、ディナー 17:00〜22:30
- 土日祝:11:30〜22:30
- 不定休
- 現金、カード、電子マネー、QRコード決済
- 公式Instagram:@anna.nokitchen
目黒時代からの変更点
目黒時代からの大きな変更点は下記の3点です
- ウズベキスタン料理が通常メニューからなくなり、不定期で登場するメニューになりました。お店もロシア・ジョージア料理店とうたっています。不定期で登場する情報は、公式Instagram(@anna.nokitchen)で発信される予定ですので、気になる方はチェックしておきましょう!
- アラカルトメニューに、アゼルバイジャンで親しまれる「ルラケバブ」が新しく追加されました(後ほど詳しく紹介します)。アゼルバイジャン料理店は都内にないため、見逃せません!
- 店内が少し狭くなりました。人気のお店であることも考慮すると、予約をしたほうが確実に入店できます
アンナズキッチン(半蔵門)おすすめの料理
- ロシア料理
- 毛皮のコートを着たニシン
- パプリカの肉詰め
- ジョージア料理
- ハチャプリ アジャルリ
- トマトとチーズのオーブン焼き
- ロシア料理・ジョージア料理 ミックス
- アゼルバイジャン料理
ロシア料理
- 毛皮のコートを着たニシン
- パプリカの肉詰め
毛皮のコートを着たニシン

毛皮のコートを着たニシンとは、「セリョートカ・バト・シューバ」と呼ばれるロシアのサラダです。
色鮮やかな、美しい層が目を引きます。
シャキッとしたビーツの甘みが、口の中に広がります。

上にかかったマヨネーズは、クリーミーで意外とあっさりしています。
マヨネーズ嫌いな自分でも食べれましたよ。
パプリカの肉詰め

メニューに写真が載っていませんが、提供されるとインパクト抜群です!

フォークで切れるほど、パプリカは柔らかく調理されています。
野菜特有の甘みもありますよ。

上に被さっているパプリカを取ると、中にはたっぷりの肉とそれを覆い尽くすサワークリームが登場です。
サワークリームは優しい風味で、全体の味をバランスよく整えてくれています。

ナイフで肉を切ると、肉汁!?が器にあふれ出します。
詰め物(肉)はボリューミーながら、肉汁に包まれ、飲み物のように喉の奥に吸い込まれていきました!
メニュー上では目立たないため、隠れた逸品と言えるでしょう。
ジョージア料理
- ハチャプリ アジャルリ
- トマトとチーズのオーブン焼き
ハチャプリ アジャルリ

ジョージアのチーズ入りパン「ハチャプリ」
さまざまなハチャプリがあり、「アジャルリ」は舟形で真ん中に卵が乗っているのが特徴です。

生地はナンのようにふかふか・もちもちしています!見た目からのその食感が伝ってきますね。

フォークで生地を切ると、中には濃厚なチーズがたっぷり。
卵がチーズの濃厚さをさらに引き立て、とろみをプラスしてくれます!
トマトとチーズのオーブン焼き

ジョージアの伝統料理「トマトとチーズのオーブン焼き」です。
黒海やコーカサス地方の大地の恵みで、チーズが有名なジョージアらしい料理
熱々の器に入って運ばれ、こんがりと黄金色に焼き上がった表面が食欲を刺激します。

チーズは弾力があり、ビヨーンと伸びる感じ。程よい塩気もたまりません。
食べる前は「チーズで重そう」と思いましたが、意外とさっぱりしていて驚きました。
熱することでトマトの酸味が和らげられ、甘みが際立っています。
トマトから滲み出てくる汁が、チーズの濃厚さを抑える働きもしているように感じました。
ジョージアには「ハチャプリ」など濃厚なチーズの風味を楽しむ料理があります。
一方この料理はチーズのコクが程よく、「ハチャプリ」などとは違ったチーズの楽しみ方ができるでしょう。
ロシア料理・ジョージア料理 ミックス

ロシア・ジョージアの冷菜を少しずつ盛り合わせしたプレートです。
- 毛皮のコートを着たニシン(ロシアのサラダ)
- ロシアのローストポーク「ブジェニナ」
- ロシアのパプリカとトマトの煮込み「レーチョ」
- ジョージアの野菜の煮込み「アジャプサンダリ」
- 自家製キノコのマリネ(ロシア)
どれにしようか悩んで決められない方の救世者ですね!

ロシア料理の単品でもご紹介した「毛皮のコートを着たニシン」
ロシアを代表するサラダで、その美しい見た目が目を惹きます。
ビーツの甘みとニシンの渋み、マヨネーズのコクが複雑に絡み合って感じられるサラダです。
ロシアはマヨネーズ消費量世界一。そのマヨネーズを活かすサラダが驚くほどたくさんあります!
ポテサラの原型と言われる「オリヴィエサラダ」など、サラダからロシア料理の世界に入って見るのもおすすめです。

ロシアのローストポーク「ブジェニナ」
一般的なレシピでは、ニンニクやスパイスが使われるようです。
脂が少なくさっぱりしており、肉の風味もまろやか。
サラダと一緒に食べたり、ロシアの黒パンに載せて食べるのも良さそうです!

ロシアのパプリカとトマトの煮込み「レーチョ」
パプリカとトマトの甘みが際立つ前菜で、とてもみずみずしいです。
お肉の付け合わせにも活躍しそうだと思いました。
ロシアやポーランドなど広く親しまれている料理で、起源はハンガリーにあるようです。

ジョージアの野菜の煮込み「アジャプサンダリ」
ジョージアで非常に有名な前菜です。トマトやナス、玉ねぎなどをスパイスやハーブを使い煮込んでいます。
「ジョージアのラタトゥユ」と表現されることも。
野菜の水分だけで基本的に調理するため、野菜本来の味わいをダイレクトに感じられます。
盛り合わせに含まれる「レーチョ」と似ていますが、ナスの渋みがプラスされているのが大きな違いです。

「自家製キノコのマリネ」はプリプリとした弾力感が心地いい一品
レモンなどの程よい酸味で爽快感があります。
ロシアなどのスーパーやデリショップでショーケースに並んでおり、量り売りでタッパーに詰めて食べていたのを思い出しました!
アゼルバイジャン料理

アゼルバイジャンやアルメニアなどで親しまれている「ルラケバブ」です。
目黒時代にはなかった、新メニューとしてアラカルトに追加されました!
「VIVAN」の撮影地の1つにもなったアゼルバイジャン。残念ながら、東京には専門店がありません。
そのためアゼルバイジャン料理が楽しめるのは非常に貴重な機会であり、必食の料理と言えるでしょう!

世界中に「ケバブ」なる料理が存在する中で、ルラケバブの特徴は次の2点です。
- ひき肉(羊肉のみ or 羊肉と牛肉のミックス)を使用する
- 串にひき肉のペーストを隙間なく巻き付けて炭火焼きする

表面は香ばしく仕上がり、中は驚くほどジュージーでホロッと柔らかいです!
脂の旨味が閉じ込められており、噛むたびにひき肉の隅々から滲み出てくるように感じました。
最初は肉だけを食べます。
その次に、葉っぱを巻いてハーブの風味で肉の旨味を引き立てましょう!

最後に付け合わせの赤いペースト(パプリカやスパイスなどが原料)を付けて、ペーストのコクを加えて食べてみてください!
2026年11月より開始予定!予約限定メニュー
2026年11月より開始予定の予約限定メニューはこちらです。
- ドラニキ
- ヒンカリ
- そのほか(鶏肉のクルミソース煮込み「サツィヴィ」、ラグマンなど)
この記事を書いている2026年10月時点では、目黒にお店があった際の写真を引用しています。
半蔵門のお店で食べた後、写真を差し替えますね。
ベラルーシのポテトパンケーキ「ドラニキ」

ポテトパンケーキ「ドラニキ(дранікі)」は、ベラルーシで愛される代表的な料理です。
原料となるジャガイモは時間が経過すると色が変わって味の劣化につながるため、ドラニキは作り置きができないそうです。そのため予約限定で提供されています。
神谷町の『ミンスクの台所』が閉店して以降、東京でベラルーシ料理を提供するお店はありません。それだけに是が非でも食べたい料理です。

ドラニキは主にすりおろした生のじゃがいも、みじん切りの玉ねぎ、塩で作られます。こ
れらを混ぜて生地を作り、熱した油で両面が黄金色になり、外はカリッと、中は柔らかくなるまで焼きます。

ドラニキは、熱いうちにたっぷりのサワークリームを添えて食べるのが一般的です。
ベラルーシはかつてのソ連で「じゃがいもの国」とも呼ばれ、じゃがいもは国民の食生活に欠かせない主食です。一人当たりのじゃがいも年間消費量が世界1位となった実績もあります。
ドラニキはその代表的な料理であり、シンプルでありながら温かみのある味わいで、ベラルーシの食文化を象徴しています。

ハッシュポテトに似て、外はカリッと香ばしく、中はしっとり柔らかいです。ほどよく塩気も感じます。
マイルドでクリーミーなサワークリームを上にたっぷり塗っていただきましょう。
サワークリームにじゃがいもが馴染み、単体では味気なくなりがちなジャガイモをおいしくいただけます。
2024年GWにベラルーシに渡航した際も、現地でドラニキを食べています。未知のベラルーシ料理に興味がある方は、まとめ記事をご覧ください!
ジョージアの水餃子「ヒンカリ」

ジョージアの水餃子「ヒンカリ」
作るのに手間がかかる料理かつ、生地の中に水を入れるため、作り置きすると生地が劣化してしまいます。そのため事前予約が必要です。

ヒンカリはジョージアの高地地域、山岳地帯で発展したとされています。
これらの地域では、寒冷な気候と険しい地形の中で、移動や保存に適した食事が求められ、ヒンカリはそのニーズに応える形で誕生しました。
元々は羊飼いや牧畜民が、長時間の移動や厳しい冬の間に携帯できる栄養価の高い食事として作り始めたと考えられています。

一方で、モンゴル帝国の侵攻により、アジアからヨーロッパへと広がった食文化の影響を受けた可能性も指摘されているのです。
モンゴル軍が肉を生地で包んで持ち運び、保存性を高めるために調理法を工夫したことが、ヒンカリの原型となったとか。
ジョージアのシルクロード沿いの立地や、モンゴル帝国の影響を受けた歴史的背景から、この説も有力視されています。

モチモチの分厚い皮に熱々のスープと肉がぎっしり詰まっています。
興味深いのはその食べ方です。フォークやナイフ、箸は使わず手で食べます。
まず、巾着袋の先端のような上の部分を持ち、ひっくり返します。
次に皮の端を軽くかじり穴を開け、中のスープをすすりましょう。肉汁の旨味が口の中で爆発します。これをしないでいきなり食べようとすると、熱々のスープが噴き出してしまいますので注意です。
スープを飲み終わったら、肉団子のような中身と皮を食べましょう!
最後に上のつまみ部分は食べずに残すのが決まりです。これは食べた数をカウントする意味があります。
【まとめ】アンナズキッチン(半蔵門)で、ロシア・ジョージアの家庭料理を食べましょう!

迷わず半蔵門のお店にたどり着き、あの懐かしい家庭料理とコーカサスワインを、また気軽に楽しめるようになっているはずです。
最後にここまでの内容を振り返りましょう。
目黒から半蔵門に移転した「アンナズキッチン」。
ロシア出身のシェフがオープンキッチンで腕をふるう、20席のこぢんまりとしたお店です。
ロシア料理なら、色鮮やかな「毛皮のコートを着たニシン」や、肉汁があふれ出す「パプリカの肉詰め」。
ジョージア料理なら、舟形のチーズパン「ハチャプリ アジャルリ」や、意外なほどさっぱりした「トマトとチーズのオーブン焼き」。
迷ったら、両国の冷菜を少しずつ楽しめる「5種の冷菜盛り合わせ」がおすすめです。
そして見逃せないのが、移転を機に新しく加わったアゼルバイジャンの「ルラケバブ」。都内に専門店がないアゼルバイジャン料理を味わえる、貴重な一皿です!
さらに2026年11月からは、ベラルーシの「ドラニキ」やジョージアの「ヒンカリ」などの予約限定メニューも登場予定。
半蔵門駅から徒歩1分とアクセスも抜群ですが、店内は以前より少し狭くなり、週末はほぼ満席です。
InstagramのDMか電話で予約してから訪れるのが確実ですよ。

東京にいながら、もっと世界を旅したい方へ
アンナズキッチンのように、東京には飛行機に乗らなくても「その国の日常の味」に出会えるお店がたくさんあります。
そんなお店を国ごとにまとめたのが、電子書籍『東京グルメで世界一周』です。
ロシアやジョージアはもちろん、なかなか出会えない国の料理まで、実際に足を運んだお店を料理の背景や食べ方とあわせて紹介しています。
「次はどの国に行こう?」と週末の行き先を探すガイドとしても、ページをめくりながら旅気分を味わう読み物としても楽しめる一冊です。
気になった方は、ぜひこちらからチェックしてみてください!



