万博でも話題!サウジアラビアの炊き込みご飯「カブサ」9選
こんにちは!オグです。
万博でも話題のサウジアラビアを代表する炊き込みご飯「カブサ」について、次の疑問にお答えします!
- どんな料理なのだろう!?歴史や特徴を知りたい
- どんな風に作るのかな
- 万博のサウジ館で食べた味が忘れらず、また食べたい
- 万博では行けなかったから、せめて東京でサウジアラビア料理を食べたいな〜
万博で話題になっていると、気になって食べてみたくなりますよね。でも万博は期間限定だし、行けなかった方もいるでしょう。
そんな方に向けて、この記事では、
本記事の信頼性:
- 休日だけで年間365軒以上の東京にある海外グルメを開拓
- 海外グルメの専門家としてTV・ラジオ出演・記事執筆
- 70ヶ国以上に渡航し、現地の料理を開拓
- 東京で食べれる世界100ヶ国の料理をまとめたkindle本を出版しています
- カブサを自宅でも再現でき、食卓にいつもと違った彩りが加わるでしょう
- ホームパーティーなどで振る舞えば、その豪華さや豊かな香りで参加者の方に喜んでもらえます
- 東京にいながらカブサを食べられ、サウジアラビア旅行しているような、非日常体験ができるでしょう
サウジアラビアの炊き込みご飯「カブサ」の特徴
サウジアラビアの伝統的な炊き込みご飯「カブサ」
カブサの起源については複数の説が存在します。
1つはイベリア半島のアンダルス地方で生まれた「バヒーヤ(残飯料理)」が前身とする説です。貧しい人々が貴族の食べ残しを混ぜ合わせた料理をアラブ人が発見し故郷に伝え、後に羊肉・鶏肉を加えて現在の形に発展したとされています。
また、アラビア半島内で遊牧ベドウィンが米・肉・香辛料を一鍋で煮込む食文化として古くから親しんでいたという説や、イエメンの「マンディ」の影響とする説も。
カブサはもてなしの象徴として、宮廷から庶民まで広く楽しまれています。来客や祝宴では大皿で供され、家族・親戚が右手で直接分け合って親密さを深める共同食の文化なのです。
犠牲祭や結婚式などでは豪華な料理として振る舞われ、若者の独立時には母親から調理法を教わる通過儀礼としての役割も果たしています。
カブサは多様な材料を使用する料理です。主要材料にはラムをはじめとする様々な肉類、エビや魚などの魚介類が用いられ、玉ねぎ、トマト、にんにく、ショウガなどの野菜と、シナモン、カルダモン、クローブ、黒ライム、クミン、サフラン、ナツメグ、ベイリーフなども。
芳醇でほのかな甘みのある風味が特徴で、1つの鍋でまとめて煮込む伝統的な調理法は、アラビア語の「押し固める」という言葉に由来するとされています。
地域や家庭によって調理法や味付けには違いがあり、沿岸部ではシーフード・カブサが人気です。家庭によっては人参やジャガイモを加えたり、ドライフルーツを多めに入れて甘く仕上げたり、唐辛子を多用して辛口にするなど多彩なバリエーションがあります。特別な席では山羊一頭やラクダ一頭を丸ごと使った豪快なカブサが振る舞われることもあるのです。
なお、カルディからはカブサの素も発売されています。料理が好き、自宅でも再現したい方はチェックしてみてください!レシピはこちらが参考になります。
【東京】サウジアラビアの炊き込みご飯「カブサ」9選
- 【大泉学園】ナナのキング
- 【芝公園】ラ メゾン ド クスクス
- 【春日】ハビービ講道館
- 【上石神井】ライアン レストラン
- 【千駄ヶ谷】オアシス
- 【六本木一丁目】アル・アイン
- 【広尾】ゼノビア
- 【池袋】パルミラ
- 【銀座】ミシュミシュ
【大泉学園】 ナナのキング

王族から教わった秘伝のレシピで作る、サウジアラビアの炊き込みご飯「カブサ」です。
スパイスがほのかに香るライスと香ばしいフライドオニオン、甘くねっとりしたドライフルーツの甘さが複雑に絡みます。
ジューシーな肉にまろやかなホワイトソースが、味にコクと奥行きをプラス
大使館の方も来店する、隠れた名店です。
この記事で紹介する8店舗の中で、個人的にNo.1のカブサ。ぜひご賞味ください!
【大泉学園】ナナのキング(Nana’s King)
- 東京都練馬区東大泉5-41-16 第12東京ビル 3F
- 03-6712-9171
- 西武池袋線「大泉学園」駅 南口すぐ
- 11:00〜23:00
- 無休
- 食べログ
【芝公園】 ラ メゾン ド クスクス

チュニジア料理レストランが提供する「ベジタブルカブサ」です。
ご飯が見えないほど、溢れんばかりの野菜が乗っています。これは圧巻です。
炒めてオイリーさはあるものの、シャキシャキと新鮮で香ばしい野菜の甘味がご飯に染み出しています。非常に味わい深いカブサです。
ベジタブルカブサは都内で初めて見つけました。『ラ メゾン ド クスクス』はベジタブルを含め5種類のカブサを提供しています。食べ比べもしてみたいところです。
【芝公園】ラ メゾン ド クスクス
- 東京都港区芝公園2-10-4 浜松町ウエストビル 1F
- 03-6435-8684
- 都営地下鉄三田線「芝公園」駅 徒歩4分
- 11:30 – 14:30、17:30 – 23:00
- 不定休
- 公式インスタグラム
【春日】 ハビービ講道館

ヨルダン人シェフが営むレストラン『ハビービ講道館』。都内でもほかに類を見ないお店です。
ラムカブサは見た目からもわかるほど、スパイスがたっぷりご飯に染み込んでいます。非常にしっとりしており、噛めば噛むほど、スパイスの旨味が口の中で増幅されていきました。
大ぶりのラム肉はやわやかく食べやすいです。お店の方によると、ヨルダンではラムをよく食べるらしく、そのラムを使ったカブサが広まっています。
カブサといっても家庭ごとにレシピも異なるようで、探求しがいのある料理です。
値段は高めですが、量がしっかりあり、ヨルダンのカブサは都内では滅多に味わえないので、食べに行く価値あります。
【春日】ハビービ講道館
- 東京都文京区春日1-16-30 B1F
- 03-5654-5844
- 都営大江戸線「春日」駅 A1・A2出口 徒歩2分
- 11:30 – 14:30、17:30 – 21:30
- 日曜 定休
- 公式インスタグラム
【上石神井】 ライアン レストラン

在日サウジアラビア大使館で15年腕を振るったモロッコ人シェフの生み出すカブサです。
長粒ライスの上に大きなソーセージが3本も乗っています。このソーセージはチュニジアでよく食べられる「メルゲーズ」。同じアフリカに位置するモロッコでも親しまれています。
肉の旨みが中に閉じ込められていて、ムチっとした食感が特徴です。
ライスへの味の染み込み度合いも桁違い。噛めば噛むほど、ガツンと伝わってくる旨みが印象に残りました。
【上石神井】ライアン レストラン
- 東京都練馬区上石神井2-21-14
- 080-4088-9295
- 西武新宿線「上石神井」駅 北口 徒歩5分
- 11:00〜15:00(金曜日は休み)、17:30〜23:00
- 無休
- 公式インスタグラム
【千駄ヶ谷】 オアシス

アラビアンレストラン『オアシス』が提供する「チキンカブサ」
スパイスがたっぷりで、芳醇な香りが強いです。運ばれてきた瞬間、その香りにうっとりしてしまいました。心地いいスパイシーさも後を追って伝わってきます!
しっとり目に炊かれたご飯に、プリっと弾力のあるチキンが乗っています。
ご飯の量は少なめですが、前菜&スープ付きで1,180円(アラカルト)とお手頃なのは嬉しいです!
レストランは東京体育館の2Fにあり、テラスともに広々としています。家族連れでものんびりくつろげる、まさにオアシスのようなお店です。
【千駄ヶ谷】オアシス
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1 東京体育館 プール棟 2F
- 050-5594-5231
- JR総武線千駄ヶ谷駅 徒歩3分
- 月・火・水・木・日:11:00 – 22:00
- 金・土・祝前日:11:00 – 23:00
- 東京体育館の休館日は定休
- 公式インスタグラム
【六本木一丁目】 アル・アイン

元クウェート大使館の大使付きシェフが腕を振るう本格アラビア料理レストラン『アル・アイン』2024年、長年営業していた横浜を離れ、六本木一丁目に移転・リニューアルオープンしました。
長細い串にチキンとビーフが刺さり、下にはピタパンが敷かれ、そこにラム(子羊肉)の炊き込みピラフ「カプサ」が添えられた一皿です。
軽い口当たりのバスマティライスに、ラム肉の旨み、芳醇なハーブの風味が合わさってます!
インドのビリヤニと似ているという方もいます。しかし私はアラビア諸国の炊き込みご飯の方がマイルドで食べやすいと思います。
ご飯が主食で炊き込みご飯に馴染みのある日本人にぜひ食べてほしい一品です。
【六本木一丁目】アル・アイン
- 東京都港区六本木3-1-25 六本木グランドプラザ 1F
- 03-5544-9779
- 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅 1番出口直結 徒歩2分
- 17:30 – 22:30
- 月曜 定休
- 公式HP
【広尾】 ゼノビア

都内でも数少ないシリア料理レストラン
マトンカブサは奥深い風味で、丁寧に作られているのを感じます。しっとり目に炊かれたライスに、スパイスが程よく効いていました。
マトンは肉質がプリプリとしており、噛みごたえがしっかりしています。
ライスに添えられたナッツが、特有のスパイシーな風味をプラスしており、いいアクセントでした。
ランチメニューにカブサはありません。しかしランチの時間帯でもディナーのアラカルトメニューを注文できますので、お店の方に尋ねてみてください。
【広尾】ゼノビア
- 東京都渋谷区広尾5-2-25 本国ビルB1F
- 03-5420-3533
- 東京メトロ日比谷線「広尾」駅 5分
- 11:30 – 14:30、17:00 – 23:00
- 不定休
- 公式HP
【池袋】 パルミラ

非常にさっぱりしていて、食べやすいカブサです。お店の人気メニュー
マトンは臭みがなく、ほろほろと崩れるほど肉質がやわらかいのが印象に残りました。
スパイスがしっかり使われていて、香り豊かなのも魅力的です。
量の割に少し値段が高い気もしますが、中東レバノン出身のシェフが作る本場の料理を食べられると思えば妥当ではと思います。
【池袋】パルミラ
- 東京都豊島区池袋2-58-8 TOビル 2F
- 03-3981-8293
- JR山手線ほか「池袋」駅 徒歩7分
- 17:00〜22:00
- 月曜 定休
- 公式HP
【銀座】ミシュミシュ

スパイスの芳醇な香りとパラパラとしたライス
ご飯だけでも十分おいしいのですが、羊挽肉のスパイシーケバブ・コフタを乗せると、旨さが倍増します。
肉厚でジューシーな羊と、風味豊かなライスが見事なバランスです。
【銀座】ミシュミシュ
- 東京都中央区銀座6丁目3−15 長谷第二ビル2階
- 03-6274-6660
- 東京メトロ銀座/日比谷/丸の内線 銀座駅 C2出口より徒歩3分
- 11:30~16:00、17:00~24:00
- 不定休
- 公式HP
【まとめ】サウジアラビアのカブサを堪能しよう!
- カブサを自宅でも再現でき、食卓にいつもと違った彩りが加わるでしょう
- ホームパーティーなどで振る舞えば、その豪華さや豊かな香りで参加者の方に喜んでもらえます
- 東京にいながらカブサを食べられ、サウジアラビア旅行しているような、非日常体験ができるでしょう
最後にここまでの内容を簡単に振り返りましょう!
サウジアラビアを代表する伝統料理「カブサ」
豊かな香辛料と肉や魚介の旨みを一鍋に凝縮した炊き込みご飯です。その起源には諸説あり、イベリア半島アンダルス地方の「バヒーヤ」をルーツとする説や、アラビア半島の遊牧ベドウィンの食文化、さらにはイエメンの「マンディ」の影響などが挙げられています。
宮廷から庶民まで幅広く親しまれ、祝宴や犠牲祭、結婚式など人生の節目に欠かせない存在であるカブサは、家族や客人と大皿を囲み、右手で分け合う“もてなしと絆”の象徴でもあります。
ラムや鶏肉、魚介類に加え、シナモンやカルダモン、黒ライムなど多彩なスパイスを使うことで生まれる芳醇でほのかな甘みが魅力。地域や家庭ごとに味わいは異なり、シーフード仕立てやドライフルーツ入りの甘口、辛口アレンジまで実にさまざまです。
一鍋で素材をまとめて煮込むその調理法のように、カブサは歴史や文化、人々の想いをぎゅっと“押し固めた”サウジアラビアの心そのものと言えるでしょう。
カルディからはカブサの素も発売されています。料理が好き、自宅でも再現したい方はチェックしてみてください!レシピはこちらが参考になります。
【東京】サウジアラビアの炊き込みご飯「カブサ」9選
- 【大泉学園】ナナのキング
- 【芝公園】ラ メゾン ド クスクス
- 【春日】ハビービ講道館
- 【上石神井】ライアン レストラン
- 【千駄ヶ谷】オアシス
- 【六本木一丁目】アル・アイン
- 【広尾】ゼノビア
- 【池袋】パルミラ
- 【銀座】ミシュミシュ

いかがでしたでしょうか?サウジアラビアのカブサを食べてみたいと思っていただけたら幸いです。
この記事を読み終えたあなたは、きっと「もっと色々な国の食文化を知りたい!」という新しい探求心に目覚めているはずです。次は「世界一周」へ飛び出しませんか?
この記事で紹介した料理以外にも、東京では世界のさまざまな料理が味わえます。そんな貴重なグルメを取り上げたのが、私の著書『東京グルメで世界一周 – 世界100ヶ国の料理』です。


