本場ローマ料理 | トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド(目黒)

こんにちは!オグです。
目黒・白金台エリアにあるローマ料理店「トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド」について、
- 本場ローマの味を本当に体験できるのか不安
- オススメの料理を知りたい
- 人気店らしいけど、予約は取れるのだろうか
こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、この記事では、次の内容をお伝えします。
- 本場ローマのパスタ「カチョ・エ・ペペ」
- オススメの前菜5種盛り合わせ・ピスタチオのティラミス
- ローマを感じる雰囲気
- 混雑状況、予約方法
本記事の信頼性:
- イタリアのローマに行き、本場の料理を食べています
- 休日だけで年間365軒以上の東京にある海外グルメを開拓
- 海外グルメの専門家としてTV・ラジオ出演・記事執筆
- 70ヶ国以上に渡航し、現地の料理を開拓
- 東京で食べれる世界100ヶ国の料理をまとめたkindle本を出版しています
店内の雰囲気から一皿一皿に至るまで、本場ローマを堪能できます。東京にいながらローマを旅しているような、ワクワク感と満足感に浸れるでしょう。
トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンドで食べるべき料理3品
- 前菜5種盛り合わせ
- 本場ローマのパスタ「カチョ・エ・ペペ」
- ピスタチオのティラミス
前菜5種盛り合わせ

前菜5種盛り合わせの中身はこちら
- 生ハム(写真:奥)
- フルティカトマト”とカチョリコッタ(写真:真ん中)
- カルパッチョ(写真:左)
- ポルケッタ(写真:右)
- フリッタータ(写真:手前)

5種の中でもイチオシなのが、イタリア中部を中心に食べられている豚の丸焼き「ポルケッタ」です。
ポルケッタ発祥の地とされるアリッチャ(ローマから約30キロ離れた南東部に位置する小さな町)の製法に倣い作られています。本場そのままの味を楽しめるのです。
「アリッチャ」は、イタリアの中で唯一、ポルケッタにIGP認定(定められた地域原産品を、決められた材料、製法、地域で生産、加工されたものに表示される証)を受けています。
ポルケッタを食べるならココとイタリアの中でも評判です。毎年ポルケッタ収穫祭も行われています。
ほどよい塩気と肉の脂身から出る旨みがバランスよく感じられました。豚の丸焼きと聞くと、脂肪が多い印象をもっていました。しかしまったく胃もたれせず、パクパク食べれてしまいます。

次に印象に残ったのが「カルパッチョ」です。
魚介を紙のような薄さにスライスし、オリーブオイルやレモン、チーズ、ハーブなどをかけていただくイタリアンの前菜として定番ですね。
この日は小田原産活〆「まよいのワラサ」を使用。「脂が乗っておいしいですよ」と、店員さんが言っていたので期待が高まります。
血抜きと鮮度管理(活〆)がされたワラサは、新鮮で身が引き締まっています。

脂が乗っていて、塩・胡椒の風味を強く感じました。コペルトとして提供されるパンとの相性も見事です。

フルティカトマトとカチョリコッタは、タキイ種苗(しゅびょう)株式会社が開発したトマトと、プーリア州など南イタリアで作られる、ヤギの乳製の白いセミハードチーズを使った前菜
トマトはピンポン玉のようなサイズで、糖度が高く、フルーツのような甘みを感じました。酸味が少なく、皮も薄めなので、トマトが苦手な方でも心配いりません。
チーズは塩気が穏やかで、ヤギ乳特有のミルキーな旨味。香り控えめでクセが強くないため、食べやすいです。

イタリアの卵焼き「フリッタータ」は、厚焼きオムレツに近い、具だくさんの卵料理
しっとりふわりとした卵の食感があり、具材とのコントラストが楽しめます。底面は香ばしさも感じました。
ズッキーニ(ほうれん草!?)から苦味も感じ、ほかの前菜と味が明確に違います。プレートと全体でバランスを取る役割を担っています。
本場ローマのパスタ「カチョ・エ・ペペ」

本場ローマのパスタ「カチョ・エ・ペペ」。イタリア・ローマ発祥のパスタです。
ペコリーノ・ロマーノチーズ、黒胡椒、スパゲッティと、シンプルな材料で作られます。
それゆえ、味の誤魔化しが効かず、シェフの腕前がダイレクトに反映されるので、難しい側面も。

テーブルにパスタが運ばれてきた瞬間、黒胡椒の芳しい香りが漂います。食べてみても、黒胡椒が刺激的でパンチがありますね。
そしてペコリーノ・ロマーノの塩気と、ミルキーな羊乳の濃厚な旨味が印象的です。ソースがパスタともしっかり絡み、深いコクを感じました。
なんでも、チーズを削るためだけの機械をイタリアから輸入し、それで削ったチーズを使っているとか。その機械は非常に高価で、使っているレストランは滅多にないといいます。

地理的にローマの一区に当たるバチカン市国でも、「カチョ・エ・ペペ」は名物料理です。
ピスタチオのティラミス

北イタリア「トレヴィーゾ」発祥のデザート「ティラミス」。
料理名は「私を元気にして」という意味で、文字通り食べたら元気の出るデザートです。

今回はシチリア名物「ピスタチオ」を使った、変化球ティラミスをいただきました。
日本ではピスタチオを使ったバージョンは珍しいです。しかしイタリアでは、シチリアを中心に全土で見かけます。
ローマでも『Mr. 100 Tiramisu』はピスタチオのティラミスでよく知られています。

マスカルポーネチーズ、卵黄、砂糖、ビスケット層(エスプレッソ液に浸したサヴォイアルディ)、ピスタチオで作られ、仕上げに砕いたピスタチオを乗せて完成です。
クリーミーでまろやかなマスカルポーネチーズ、ピスタチオ特有の奥深さ、コーヒーの苦味が絶妙に溶け合った、見た目も味わいもリッチなティラミスでした。

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トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド 店舗詳細
休日ランチメニュー
- ランチ:メニューが限定的。しかし名物料理は食べられます
- ディナー:すべてのメニュー注文可能
- ディナーメニューはこちらを見てみてください

ローマを感じる雰囲気
内観

薄塗りの壁や床、インテリア(木製家具など)が焼き物やレンガのような温かい色合いです。居心地の良さを感じさせます。
天井に目を向けると、照明がほっこりした光を放ち、自然な趣を演出。まるで歴史の一部に迷い込んだような雰囲気です。

目黒・白金台と高級エリアのレストランであるため、緊張する方もいるでしょう。
しかし店員さんの対応は丁寧で心温かく、肩の力を抜いて食事を楽しめます。
ランチ時の忙しい状況でも慌てる素振りがまったくありません。1人1人のお客様へ料理の説明、パスタなどのサーブ、空いたグラスへ水やワインの補充など、サービスが行き届いています。
ちょっとした冗談を交えながら楽しく接していたり、好きなシチリアの話で盛り上がったりと、お客様との距離が近いのもトラットリアらしいです。

深みのある緑色のナプキンが上品さも醸し出していますね。
家に帰ってきたような安心感と、非日常を感じさせる洗練さが共存するレストランです。
外観


混雑状況・予約
混雑状況:
- 8割ほど席が埋まっていました。予約の方も多いようです
- 見たところ、平均年齢層は40代以上と、少し高めな印象。夫婦や4人ほどの女性グループ客が多かったです
- エリア的にも客層は落ち着いた様子
予約:
- ランチ:予約推奨。予約なしでも1、2人なら入れる場合があります
- ディナー:予約必須(食べログ)
*2025年6月 土曜日 12時訪問
店舗基本情報
- 東京都港区白金台3-18-1 1F
- 050-5869-6538
- 予約可(食べログ)
- JR山手線「目黒」駅 東口 徒歩6分
東急目黒線「目黒」駅 徒歩6分 - 12:00 – 15:00、18:00 – 23:00
- 日曜・第二、第四月曜 定休
- 公式インスタグラム
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【まとめ】トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンドで本場ローマ料理を堪能しよう!

店内の雰囲気から一皿一皿に至るまで、本場ローマを堪能できます。東京にいながらローマを旅しているような、ワクワク感と満足感に浸れるでしょう。
本場ローマ料理「トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド(目黒)」
オススメの料理3品:
- 前菜5種盛り合わせ
- ポルケッタ:現地と同じ製法で作られています
- カルパッチョ
- フルティカトマト”とカチョリコッタ
- フリッタータ
- 生ハム
- 本場ローマのパスタ「カチョ・エ・ペペ」
- バチカン市国でも名物です
- ピスタチオのティラミス
- シチリアのピスタチオを使用
ローマを感じる雰囲気:

温かみのあるインテリアと自然な照明が心地よい雰囲気を演出するレストラン
落ち着いた空間に上品さも加わり、まるで歴史の一部に入り込んだような趣があります。
店員さんは丁寧で親しみやすく、忙しい時間帯でも落ち着いて対応し、サービスも行き届いています。アットホームさと洗練さが絶妙に融合した、安心感のあるトラットリアです。
混雑状況・予約:
混雑状況:
- 8割ほど席が埋まっていました。予約の方も多いようです
- 見たところ、平均年齢層は40代以上と、少し高めな印象。夫婦や4人ほどの女性グループ客が多かったです
- エリア的にも客層は落ち着いた様子
予約:
- ランチ:予約推奨。予約なしでも1、2人なら入れる場合があります
- ディナー:予約必須(食べログ)
*2025年6月 土曜日 12時訪問

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