サファリ(赤坂)で本場のアフリカ料理を味わって見ませんか

こんにちは!オグです。次の疑問に答えます。
- 赤坂で味も雰囲気も忘れられない体験がしたい。ほかと被らないところがいいな
- 本場ドロワットの辛さに憧れつつ、辛すぎないか心配
定番の居酒屋ではなく、心を揺さぶる非日常体験をしたいですよね。
噂のドロワット、挑戦したい気持ちもあるけど、辛すぎて後悔しないか不安もあるでしょう。
そんな方に向けて本記事では、エチオピアを中心としたアフリカ料理レストラン「サファリ(赤坂)」について、次の内容をご紹介します!
- オススメのアフリカ料理3品
- 激辛と噂のドロワットを食べた感想
- 異国情緒あふれる店の雰囲気
本記事の信頼性:
- 休日だけで年間365軒以上の東京にある海外グルメを開拓
- 海外グルメの専門家としてTV・ラジオ出演・記事執筆
- 70ヶ国以上に渡航し、現地の料理を開拓
- 東京で食べれる世界100ヶ国の料理をまとめたkindle本を出版しています
- 赤坂でアフリカにタイムスリップしたような、心に刻まれる非日常体験ができます
- 激辛ドロワットに安心して挑戦できるようになりますよ
- ほかの人と違う店選びで、「センスが良い」と一目置かれるでしょう
「サファリ(赤坂)」は都内のアフリカ料理店29軒をまとめた記事でも取り上げています。
サファリ(赤坂)で食べたい、オススメのアフリカ料理3品
- エチオピアの豆サラダ
- 西アフリカ・セネガルのヤサチキン
- 北アフリカのピラフ「ピラシシ」
エチオピアの豆サラダ

人気メニューでアフリカ人の店主もオススメしてくれた料理です。
レンズ豆と玉ねぎ、トマト、ピーマンとシンプルな食材で作られます。
特徴的なのは、エチオピアで古くから栽培されている「レンズ豆」です。
エチオピアでは、正教会の断食期が度々訪れます。断食中は肉や乳製品を避けるため、豆や野菜中心の料理が発展しました。

レンズ豆は植物性タンパク質・食物繊維が豊富で、栄養補給に欠かせないのです。
酸味が程よく効いており、爽やかです。湿気の多い梅雨や暑い夏にもってこいのサラダでしょう。
また豆のつぶつぶ感がはっきりと出ており、玉ねぎやピーマンのシャキシャキ感と相まって、満足感が高いです。
西アフリカ・セネガルのヤサチキン

セネガル南部カサマンス地方が起源とされる「ヤサチキン」
鶏肉を玉ねぎ・レモン・マスタード・唐辛子でマリネして煮込む料理です。今では西アフリカで広く親しまれています。
セネガルはフランスの植民地であったため、食文化も大きな影響を受けました。実際、玉ねぎやマスタード、マリネといった食材や調理法はフレンチに由来します。

とろみが強く甘酸っぱいオニオンソースが、ほろほろのチキンへ絶妙に絡みます。
見た目とは裏腹に食べ進めていくと、後から辛さがじわじわと伝わってきました。
付け合わせはご飯かパンが選べ、残ったソースに付けて食べてみてください。とろっとしたソースがよく馴染み、リッチな風味を楽しめます。
北アフリカのピラフ「ピラシシ」

ターメリックライスにグリルチキンを乗せ、ゴマを使用した甘辛いソースをかけた料理(お店のメニューには「ピラシシ」と記載がありました)
店主によると、「アフリカンピラフ(メニューにあり)はアフリカ全土で親しまれている一方、このピラフは北アフリカを中心に食べられている」なんだとか。

ターメリックライスはしっかり目に炊かれ、香り高いです。表面に添えられているドライフルーツの甘みも、ターメリックの豊かな香りと調和しています。
皮付きの表面は香ばしく、中はプリっと肉厚なチキンが2本も乗っており、食べ応えがあります。ゴマの濃厚で甘辛いソースが、チキンとライスへ見事に絡み、虜になる逸品です。

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激辛と噂のドロワットを食べた感想

鶏肉とゆで卵を煮込んだシチュー「ドロワット」
エチオピアを代表する料理で、お祝いやお正月など特別な時に食べられるご馳走です(ドロ=鶏、ワット=シチュー)。
正教会(キリスト教)の断食期間明けの食事としてもよく知られています。断食期間中は肉・乳製品・卵などが食べられないため、それが明けた後の食事ではドロワットが振る舞われるのです。
キリスト教では、卵が「復活と新しい命」の象徴とされており、復活祭のイースター・エッグもこれに由来しています。

ドロワット最大の特徴が、エチオピアのミックススパイス「バルバレ」です。唐辛子やクミンを始め10種類以上を混ぜて作られ、スパイシーで刺激的な辛さを感じます。
エチオピアは古代からインドやペルシャと交易しており、交易拠点として栄えたアクスム王国を通じて、多様な香辛料が入ってきました。

またドロワットは、強い酸味が特徴の発酵クレープ「インジェラ」と一緒に食べることも多いです。
実際に食べてみると、激辛というよりスパイスのコクが際立ち、旨辛いと感じました。食べて少しすると、じわじわ辛さが増幅されてきて、身体の芯から熱くなるようなイメージです。
じっくり炒めた玉ねぎの甘みやスパイシーさがシチューに溶け込み、奥深い風味。時間をかけて煮込み柔らかくなった鶏肉にも味が染み込んでいます。
食べ進める中で、ゆで卵が辛さを和らげる、いい仕事をしていますね。

実はここサファリ(赤坂)で修行した方が営む、ドロワット専門店が中野にあります。私は中野のお店でドロワットをいただきました。
トッピングなどアレンジもできるのも魅力です。赤坂のお店と異なり、休日のランチも営業しています。平日ランチやディナーは外食ができない方でも安心ですね。
ぜひエチオピアのご馳走を召し上がってみてください!
サファリ(赤坂) 店舗詳細
メニュー



ダチョウの肉は輸入ができず、提供をストップしているそうです。

異国情緒あふれる店の雰囲気
内観

雑居ビルの2階へ上がり、お店の扉を開けると、目の前に広がるのはアフリカの壁画・置物・楽器などで彩られた空間。
装飾品が無造作に置かれ、薄暗い店内に流れるアフリカ音楽が、まるで現地のレストランに迷い込んだような感覚にさせてくれます。

オーナー兼シェフはエチオピア出身の方。日本語も非常に流暢で、アットホームな様子で、お出迎えしてくれました。
通常は1人で接客も調理もしているので忙しいのですが、時間がちょっと開くと話に来てくれます。昔日本に来たばかりのことや、アフリカの話など会話の内容は多岐にわたりました。

初対面とは思えないほど気軽に話してくれますが、距離感のつめ方がスムーズです。圧を感じず、だからと言って接し難くもない。この絶妙な間合いは海外ならではでしょうか。
帰る際にはハグでお見送り。最後の最後までアフリカを感じましたね。
外観

予約・混雑状況
店舗基本情報
- 東京都港区赤坂3-13-1 ベルズ赤坂 2F
- 03-5571-5854
- 予約可
- 東京メトロ千代田線「赤坂」駅 2番出口 徒歩2分
- 平日:
- 11:30 – 14:00
- 17:00 – 23:30
- 土:17:00 – 23:30
- 日祝 定休
- 公式インスタグラム
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【まとめ】「サファリ(赤坂)」でアフリカ料理を食べて、非日常体験をしよう!

- 赤坂でアフリカにタイムスリップしたような、心に刻まれる非日常体験ができます
- 激辛ドロワットに安心して挑戦できるようになりますよ
- ほかの人と違う店選びで、「センスが良い」と一目置かれるでしょう
最後にここまでの内容を簡単に振り返りましょう。
オススメのアフリカ料理3品:
- エチオピアの豆サラダ
- 西アフリカ・セネガルのヤサチキン
- 北アフリカのピラフ「ピラシシ」
ドロワットを食べた感想:
- 激辛というよりスパイスのコクが際立ち、旨辛いという感じ
- 食べて少しすると、じわじわ辛さが増幅されてきて、身体の芯から熱くなるようなイメージです。
- じっくり炒めた玉ねぎの甘みやスパイシーさがシチューに溶け込み、奥深い風味

アフリカの壁画・置物・楽器などで彩られ、薄暗い店内に流れるアフリカ音楽が、まるで現地にいるような気分にさせてくれます。

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